8月10日でマロンは13歳になりました。
2004年に南阿蘇で生まれて生後65日くらいで飛行機に乗って熊本から羽田まで。迎えに行ったときの心細そうな鳴き声、なのに家に着いた数分後には自分の家と認識してアウェー感ゼロで過ごし始めて夫婦揃って(良い意味で)脱力して以来、あっという間というほどではないものの、やっぱり時の流れは早いです。
今のところ大きな病気はしていませんが、尿管(ストルバイト)結石が出ていてしかも家のトイレでは基本的に用を足さないので、深夜や早朝に散歩に出ることが多くなってきました(行きたくなるとマロンが寝ている自分を起こしに来ます)。
食事(フード)をストルバイトケアタイプの療法食に変え、pHは7.5から6.0くらいまで下がってきました。
また、加齢ゆえか後ろ足の踏ん張りが徐々に利かなくなってきていて、最近はよろめく回数が日に何度か見受けられるようになってきました。
散歩もルーティンコースですらこなしたくない(用を足し切ったらすぐ家に帰ろうとする)態度をみせることが増えてきました。
ただ、あまり歩かなくなってしまうと筋力が落ちてしまうので、無理のない範囲で一定の距離は散歩するようにしています。
若い頃はリードをグイグイ引っ張られて、いつの日かゆっくり同じ歩幅で散歩したいな、という憧れのような希望を持っていましたが、いざそれが叶ってみると、ちょっと切ないです。
こちらについては、主治医の先生からお勧めいただいたサプリ(アンチノール)を今日から飲ませ始めることにしました。
自分が夜に家に帰ってきたとき、相変わらず歓迎して出迎えてくれますが、尻尾がはち切れんばかりにブンブン動くことはほぼなくなり、比較的静かな出迎えになってきました。また、日によってはリビングで寝たまま、玄関には来ないこともあります。
12歳になったときにはさほど感じなかった【老い】を、この1年で意識せざるを得ないことが少しずつ増えてきました。
とはいうものの、相変わらずというか、ますます愛おしい存在です。
ドッグランを走り回ったりロングリードで砂浜を駆け回ったりすることはないかもしれませんが、ゆっくりペースでこれからを一緒に過ごしていこうと思ってます。
人間の68歳は、まだまだ壮年です。