今回の整備において、ひとつ前のエントリーで記したとおり、
・タイミングベルト(セット)交換
・ウォーターポンプ交換
・ドライブベルトセット交換
・クランクプーリー交換
・Ex.カムシャフトスプロケット交換
・E/gアッパーマウント交換
・E/gアッパートルクロッド交換
・E/gロワートルクロッド交換
・ミッションマウント交換
を実施しました。
工場長が作業の状況をスマホで撮って下さっていた画像を頂戴しましたので、自分への備忘録的な意味を込めてアップします。
・パーツ交換前
ヘッドカバー等を外した状態。これから作業に入ります。
交換前のタイベル。
ウォポンの旧(左側)と新(右側)。
旧品について、漏れ等の不具合は確認されず。
タイベルを外した状態。
ミッションマウントへのアクセス。バッテリー他、いくつかの補機類を外してようやく到達。
クランク・プーリーの旧(左側)と新(右側)。
画像にはないのですが、プジョー206から外したパーツを見せてもらったところ、外側と内側で動き発生に拠るズレがみられたことから、ピンクラインでマーキングし、メガーヌでも一定のズレが発生するのかどうかをチェックすることに。
タイベルセットの旧(左側)と新(右側)。
ベルト部において、細かいクラック、裂け等は(目視範囲において)発生せず。
ロゴ印字部分についても充分に視認可能。5年・6万km走行後という状況からすると良好と推察。
ドライブベルトセットの旧(左側)と新(右側)。
タイベルと異なり、こちらについては細かいクラックが視認された。
エンジンマウントの旧(左側)と新(右側)。
こちらはパーツとして相当に大きく、分厚くて重い。
E/gトルクロッドの旧(左側)と新(右側)。
こちら、旧品のゴム部分は結構ヤレがきていて、少しの力でも結構動いてしまっている状態。
カム・スプロケットの旧(左側)と新(右側)。
パーツ単体での価格が税込4マンエン程度と、結構高額。ただ、国内在庫・ラス1だったので、在庫確保&早期施工をこちらから要請。
一連の交換作業を実施し、 タイベル・ウォポン・テンショナー・ベアリング etc.の交換品を組み付けた状況。
ミッションマウントの旧(左側)と新(右側)。
いままで使っていた旧品について、目視範囲で確認できる不具合(クラック、裂け、剥がれ etc.)は確認できず。この流れなのでボルト破断の兆候もなし。
ポーレンフィルターはBOSCHの活性炭入りをチョイス。
その他、油脂類・消耗品系で
・LLC交換
・ブレーキフルード交換
・ミッションオイル交換
を実施。
そこそこ大掛かりなリフレッシュ作業を経て、クルマの挙動は激変といえるほどのものではないものの、主にマウント系交換に拠るシッカリ感が増強された印象。