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The 42nd TOKYO MOTOR SHOW 2011

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 いくつかオフィシャル案件も絡んでいたので、サクッと覗いてきました。
 幕張からビッグサイトに会場が移り、最初に感じたのは、天井が低くなって落ち着いたサロン風になった様な気がする、というものでした(特に西館)。勿論あくまで印象で、両会場それぞれの天井高は知る由もありませんが、ビッグサイトの方がどことなく良い意味でタテ方向の空間がタイトになっているように感じた次第、です。

 事前知識、殆ど持たずに会場入り。なので、以下に記すコメントも正直いい加減です(スミマセン)。
 見た順番でもなく、ザクッと画像を貼っていきます。

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 アウディ。A1Sportback、東京がワールドプレミアとのことですが、5ドアになってもプロポーションバランスが全然崩れていないです。これは素晴らしい。またサッカー好きとしては、八咫烏がマーキングされたA1 3ドアも見逃せません。


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 トヨタ。ブース全体がちょっと暗くて、またディスプレイも派手に点けっ放しではなく、≪節電≫ ≪節約≫ をテーマにしているのか、という(ある意味コスト重視な?)印象を受けました。
 ドラえもんがフィーチャーされまくっていて、最近のCMがここに繋がっているのだということを初めて知りました。
 86には特に深い思い入れもないのでチラ見だけ。ただ、当然ながら注目度は高く、係員が「撮ったら速やかに動いてまだ撮っていない人に場所を譲って下さい」という旨のボードを持ちながらクルマの周りを動いていました。メタリックオレンジはショー映えします。
 外装パネルがスマホのディスプレイのように変化するクルマ≪Fun-Vii≫には、思わず見入ってしまいました(といいつつ、立ち止まれずに歩きながらクルマを見るコース、を選んだので見れた時間は30秒足らずでしたが)。2020年頃に実用化予定、とのことですが、これは楽しそう。ワタシにとっての今回の東モでの≪ベスト・コンセプトカー≫はこのクルマです。
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 レクサス。新しいGSが2台いました。何となくですが、現行モデルよりも少しコンパクトになったような印象を持ちました。


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 メルセデス・ベンツ。次期Aクラスのコンセプトカー(ヘタな写真も数打ちゃ当たる、で、完全に偶然ですが結構良い感じで撮れました)と先日六本木で搬入時にチラ見したF125がいたのでカシャッと。ハーフグロスの塗装の質感が好みで、これが迫力を増し増している気がしました。
 また、C63はオバフェン&ブリフェンフェチのワタクシにはかなりグッと刺さってきました。外装色の赤も程好い深みがあってこのボディとの親和性が高いです。DTMで155と闘っていた姿を彷彿とさせるアピアランスで、思わず欲しくなってしまいました。


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 BMW。i8Conceptという、結構厳ついクルマです(スターウォーズ・エピソード1に出てくる敵役(ダース・モール)に雰囲気が似てる、と思いました)。
 新型3シリーズ(F30)は来ていないので、ササッと撤収・・・と思ったところで、MINIのクーペが天吊りされていたので凝視しました。
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 このクルマ、既に近所のディーラーにもあったので発売されているんですね。ルーフの形状にインパクトがあります(ハッチバック、クラブマンは素直にカッコイイと思えるのですが、それに較べるとクーペボディは特徴的なルーフデザインの所作でグリーンハウスより上が薄く見え、屋根が重く感じられてしまい(当然意図的なのでしょうけど)、個人的にはまだちょっとシックリ来ません。見慣れてきたらカッコ良く見えてくるのかも。


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 スバル。BRZはマットホワイトパール(?)塗色がカッコ良かったです。このクルマ(&86)、リリースされたら是非屋外で見てみたい&運転してみたいです。
 新型インプレッサは、予めWeb等で目にしていましたが、早々に馴染んで(見飽きて)しまいそうなデザインだと思いました。次のレガシィ&B4は、ぜひとも日本的カッコ良さも備えたクルマにしてほしいです。


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 シトロエンDS5。適度なサイズで、凝縮感あり。DS4共々、方向性がスポーツ系なのかラグジュアリー系なのかがいまひとつ掴めていませんが、個人的に乗りたくなる系統のクルマではあります。


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 ホンダのコンセプトカー。歩行者、先行車に対してのディスプレイが目を引きました。インプレッシヴなデザインのクルマですが、どのようなカタチで量販車へこのデザイン、機能コンセプトが落とし込まれていくのでしょうか。


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 パーツメーカーブースにあったクルマ2台。
 上のクルマは、akebono brake ブースにあった、≪ken okuyama≫のクルマ。下はカーボンを多用している東レのイメージコンセプトカーで、ゴードン・マーレーがデザインしたものとのこと。


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 ルノーブース。展示車両はコンセプトカーを入れて6台ながら、ディスプレイレイアウトもなかなか巧みで、コストコンシャス(多分)ながら安っぽさは感じさせないものになっていました。
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 CAPTUR。竹で作ったようなシート素材と、デザインに振りまくったタイヤパターンに視線が集まります。そういやこのクルマもタンジェリンカラーです。来年あたりオレンジボディの当たり年になるのでしょうか。
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 カングー・イマージュ。ヨーロッパでの乗用カングーのフェイスは既にこちらに移行しているとのこと。日本だとビボップのみがこのフェイスですが、5ドアでも違和感はありませんでした。というか、ワタクシ的にはこっちの方が好みです。フロントにシルバーセクションが入ってくると、シルバー塗色のドアハンドルとの整合性も取れてきます。
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 その他、来年導入予定のウインド・ゴルディーニ、メガーヌ・グラスルーフ等、国内初お目見えのクルマが何台かいましたが、既に導入済みのメガーヌRSの注目度は未だに結構高いです。まだまだ一般的な認知度が高くないクルマということもありますが、パッと目を惹く新鮮味のあるアピアランスをしているからこそ、とも思われます。また、イエローボディ&19インチのシルバーがアクセントとして効いていて、否が応でも目を引きます。


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 日産。ルノーブースのお向かいでした。気に入ったのはリーフの隣にいた≪NISSAN New Mobility≫という、黒い犬に≪クロ≫と名付ける様なストレートすぎるネーミングの前後2人乗りのクルマ、ですが、スマートでカッコ良いです。近くで見ている人達も『これ、欲しいねぇ~』と云ってました。5~6年後あたりにサラッと街中を流せるようになれると楽しそう。


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 VW。天吊りのサイネージがキレイだったので思わず撮影。
 クルマはEVコンセプトカーが数台。上記2台もそうですが、日本車よりも輸入車のコンセプトカーは、実リリースに対してのリアリティが高いものが多い印象を受けました。あと、ニュービートルもいました。


 サラッと見るハズが、気がつけば会場入りしてから4時間くらい経っていました。ビッグサイトの場合、西館と東館との間の距離が少しありますが、その間の移動もさほど苦になりませんでした。大好きなイタ車が全く出展していないという残念なところはありますが、ワタクシ的には一昨年よりは良い感じで盛り返してきているという感想を抱きました。何気に結構楽しかったです。
by masa156v6 | 2011-12-07 00:50 | Cars | Comments(2)
Commented by こに at 2011-12-07 10:17 x
自分も明日会社サボって行ってみるつもり(笑)
Commented by masa156v6 at 2011-12-07 21:33
>こに
 結構楽しめると思うよ。もうちょっと寂しいかな、と思っていたので、良い方に裏切られました。
 ただ、やっぱりイタ車に出てほしいッス。特にアルファ&フィアットがいるといないとでは結構違うなと。
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