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ハイケンスのセレナーデ

 とうとう、≪富士・はやぶさ≫の最終列車の運行が終了しました。

 東京と九州を結ぶブルートレインはこれでなくなってしまいました。
 夕方に東京駅のコンコースを歩いていて10番線の発車案内にその名前を見つけたり、山手線に乗っているときに偶然隣の線路を走っていて抜かされたり、田町の車両基地に機関車・客車が並んでいるのを偶然見かけて車窓から食い入るように見つめたり・・・と、あの蒼くて丸くてカッコイイ列車を見るたんびに心躍る心境になっていましたが、それはもう見られない光景となってしまいました。
  
 機関車の汽笛を聞き、レールの継ぎ目から聞こえるリズミカルな音を聞きながら、若干暗めの読書灯を頼りにマンガを読むことがとてもとても嬉しく、そうなりながらいつの間にか眠りに就き・・・そして、動く車窓から明らかに関西とは違う風景を目にしつつ朝日を感じる・・・子供のころは単純に列車が好きで好きで、でしたが、親元を離れて東京の大学に行くとき、ブルトレに一人で乗って、色んなことを考えながら、そして多少感傷に浸りながら列車に揺られた記憶は未だに鮮明です。

 自分の薄っぺらい半生において、本当に旅情というものを最も感じさせてくれたのがブルートレインでした。


 上のタイトルは、鉄道に詳しい人はよく御存知ですが、車内放送の始めと終りに流れるチャイムの原曲名です。ブルトレに乗って、ハイケンスのセレナーデのオルゴール音を聴くということがもう叶わなくなってしまったかと思うと、なんだか切なくなってきます。本当に、ひとつの時代が幕を閉じた気がして、さみしいです。でも、自分の人生のいくつかの節目に乗ることができ、強くて楽しい記憶を残せてもらっていることに本当に感謝します。

c0005077_0132322.jpg


http://www.youtube.com/watch?v=HK0K1uslKWM&feature=related

 
by masa156v6 | 2009-03-15 00:26 | etc..... | Trackback | Comments(0)
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